fumimaro40’s diary

fumimaroはふつうの事務員。感じたままを。

「ボヘミアンラプソディー」

劇場公開初日にどうしても観たかった。

なので、急いでレイトショーへ。

 

前夜祭に行った友人から、ほとんど満員で終了後は自然と拍手がおきた、と聞いていた。

 

まだ席は空いているだろうか。300人くらい入れる会場なのできっと大丈夫!よかった、希望の席を買えた。興奮気味に会場へ。

ん?なんかおかしい。ざっと数えて50人?

 

ウェンブリー!

さっき感じた違和感等どうでも良くなった。

予告編で見た時は、フレディの小柄さに少し不満だったのに、4人とも本人にしか見えない!ブライアンの神経質そうな目元、ロジャーの王子様ぶり、ディギーの大きな鼻、フレディのクイっと上げるあご、これが完コピ?

どの場面も、そして最後まで、4人の愛が溢れていた。

 

エンドロールで、流した涙をコントロールしようとしたが無理だった。だって最後の曲が「ショウマストゴーオン」なんだもん。

 

そう、何があったって続けていかなければならないのである。

 

私、クィーンが好きだったんだ、と今更気づいた。かつてよく聴いたから、きっとCDがあるはず。20枚くらいあった。ずっと聴き続けていたわけでもないのに、何故あんなに心が揺さぶられたのだろう。訳された詩を読んで、元気をもらっていたのか。考えないことにした。わからないままでいいや、好きだとまた、思えたんだもん。

 

公開されてから数ヶ月、私はクイーンと離れ始めている。

 

私だけの彼ら、であって欲しいという、完全なるワガママが理由だ。

クイーン再ブームなのは嬉しいし、実際4度観て、毎回涙した。

 

だけどアカデミー賞受賞とか、ブルーレイ販売とか、現在のメンバーに、お金の臭いがしてしまって。

なんか、寂しくて。

 

それがどうした?当たり前の話でしょ。

そういうものさ。

多くはこんな風な考えなのかな。

 

 

 

ワガママな私は、きっとまたいつか

彼らに涙する。