fumimaro40’s diary

fumimaroはふつうの事務員。感じたままを。

目標

母の干支は猪。さすがに歳を感じるようになってきた。アクティブな彼女は、女学校時代、陸上と卓球をしていた。幅跳びは、踏み切りが合わないからキライ、なんてアスリートっぽいことを話してくれる。卓球においては、国体にまで出場しているのだが、これまた、1回戦で負けちゃったけど、と誰もが行けるところではない場所を見た者しか分からない感じで言う。50歳の記念に、とボーリングを50ゲーム投げたこともある。今でも、パークゴルフグラウンドゴルフでカラダを動かす。そこで出会った新しい友人がいて、そういう話をしている時の、楽しそうで嬉しそうな母を見るのが好きだ。

毎日家事も完璧にこなす。以前より長い時間出来なくてすぐ疲れちゃう、と残念そうに言う。無理をしないで、と私が気遣っても、大丈夫!と朝早くから草むしりなどに勤しむのである。

母は私が働くことを全力で応援してくれる。弱音を吐くと、お母さんも頑張るから、と元気づけてくれる。なので最近は、私に頑張って欲しいなら、お母さんも元気でいてくれないと困るからね、なんて言う始末だ。

「ありがとう」なんてコトバにしたら、きっと泣いてしまう。小さい頃から、泣き虫とよく叱られたし。今だって明日目が腫れちゃう心配をしている私は、後半人生のお手本が身近にいることに感謝して、進んで行く。